特別企画・トラベルTips


快適なサーフィントラベルのための、私見によるガイド集。


1. 旅行先の決定

旅行のためには、当然ながらまず旅行先を探す必要があります。波のある無しのリスクを伴わない賢明な旅行先として、ハワイ、バリ等が考えられますが、それだけにポイントは混雑している可能性もあります。

また、リゾート開発の進んだ島や、旅行生活に便利なカリフォルニア、オーストラリア東海岸なども適当な旅行先です。この地域も、波のある無し、安全性などの面では無難な旅行先と言えるでしょう。

しかし、旅の魅力は新しい未知の体験です。世界にはまだまだたくさんのサーフィンポイントがあります。また、単に波を探すだけでなく、その土地の文化に触れることも楽しみの一つです。

その観点から、私はアジア方面に行かれることをお勧めします。アジア方面ツアーのメリットとして、
・日本から近い(飛行機で8時間以内)。そのため航空チケットも安い。
・現地の物価が安い。
・海が空いている。ローカルサーファーも少ない。
・フレンドリーでエネルギッシュな人々がいる。
といったことがあげられます。


2. 波のチェック

旅行先の波の具合はどうか?といったことは一番重要でしょう。一般的な旅行ガイドで季候の状況などを調べ、それを基準として直近の状況をGlobal WAM Forecastsで調べることでよりヒット率を高めることができます。


3. チケットの手配

チケットを旅行代理店にお願いするとき、航空チケットだけにするか、ホテルとセットになったパック旅行にするかの判断によく迷います。パック旅行は不自由な反面、価格的に大変お得だからです。ただし注意したいのが中級以下のホテルのついたパック旅行です。きちんとホテルの場所を確認しないと、当方の経験ですと、ハワイではクヒオ・ストリートより山側の小さいホテル、バリですとクタビーチの外れ、かなり奥まったところにある安アパート、といったところに押し込められます。その程度のホテルでしたら、航空チケットだけ手配し、現地で安くていいホテルを探したほうが得策です。パック旅行は、ぜひ一流ホテルのパックを利用しましょう。

また、ハワイに行くときは成田発着の便でなく、中華航空の羽田発着便が絶対お得です。都内からのアクセスは便利ですし、価格的にも安く済みます。さらにサーフボードを運搬するときのデポジット支払い(例:ユナイテッド航空では60ドル)もありません。ただし、帰国の際、税関がひまなのか、サーファーと外人は入念にチェックを受けます。それだけサーファーがヤバイものを持ち帰るケースが多い、という過去の事例があるのかもしれませんが、なにか偏見を受けている気もします。


4. パッキング

サーフィン・トラベルについて必需品であるサーフボードは、運搬にはけっこうやっかいなものです。きちんとパッキングしないと、飛行機を下りたときに確実に悪い結果がでています。当方は、今までにフィン折れを1回、テールクラッシュを1回経験しました。とくに現地に着いたときにフィンが折れていると最悪ですので、フィンの保護は重要です。フィンやノーズ/テールは、単にクッションをあてがうだけでなく、しっかりした保護材をあてるとよいようです。Tシャツやタオルをあてがってテープで止めるだけでは、飛行中の揺れでずれてしまう恐れがあります。

最近になって、ようやくフィンを取り外せるFCSなるタイプのボードが市場に出てきました。小さい六角ネジですべてのフィンを取り外せるこのシステムは、ツーリストにとっては非常に便利ですので、旅行をされる方にはぜひこのタイプのボードを購入されることをお勧めします。


5. 持ち物

一般的な持ち物は旅行ガイドをお読みいただくとして、とくにアジア発展途上国方面に旅行に行かれる方、持っていくと活躍するのが、「粗品」類です。誰に渡すのかというと、現地で世話になるコテージオーナー、ローカルガイド、タクシードライバー、そしてローカルサーファーなどです。物余りの日本では想像がつきませんが、国によってはボールペンさえ手に入らないところもあります。景品の腕時計、キーホルダー、Tシャツ、財布や、きれいな写真がたくさん載っている雑誌、使わなくなったバッグ、水筒などが考えられます。

チップをあげてもいいでしょうが、むしろ金があっても買えないものをもらったほうが喜ばれるケースがありました。


6. おみやげ

さて、海外ツアーに行った際には、やはりその国ならではのスグレモノを探してみるのも大きな楽しみです。ただし、いまどき高級酒やチョコレート、木彫りの置物は論外ですし、お菓子やウェア類も日本に随分入ってきています。そこでネットワーク時代におけるFun to Surfのお勧めするお土産の選び方を考えてみました。

(1)電話機A

海外から日本にあまり入ってこないグッズとして、電話機があります。なぜなら、日本で電話機を販売する場合は郵政省の認可が必要だからです。しかし海外のモデムが電圧の問題を除けば国内でも使えるように、電話機も電圧の問題を除けば使用可能です。(ただしく動かないときは、同じ電圧の国産ACアダプターに交換すれば解決できます。)

米国ではデジタル高音質のコードレス電話機類が低価格で販売されています。さまざまな付加機能が付いたものが200ドルからあり、日本で売られているウネウネしたデザインよりすっきりした大人のデザインのものが多くあります。

とくにお勧めなのがAT&T社の製品です。ここの製品はパソコンぽいアイボリーとグレーのツートーン、ポイントで薄いブルーグリーン系の色を上手に使ったカラーリングが秀逸です。またゆるやかな曲面とメリハリのあるエッジは部屋の置物としてのセンスを感じさせます。この製品は米国Ziba Designの手によるもので、さすが他社製品とは一味違います。
AT&T社のDigital Answering Systemはデジタル留守録機で、80ドル程度で販売されています。高音質、カセットテープ不要、いま使っている一般電話機に繋げて留守電機能を追加できます。記録時間のお知らせが英語なのがいい気分です。

(2)電話機B

もう一つの電話機は台湾でみつけた、かえるの電話機です。使い勝手や音質はいまいちですが、鎮座するかえるの表情に免じて勘弁しています。憎めないやつです。

(3)はみがき

性能は別にして、アメリカのサニタリー製品のパッケージ・デザインは独特のバタ臭さがあって大好きです。サザンオールスターズのHappyというアルバムは、そのデザインのパクリで好評でしたね。

その昔、輸入雑貨店でアメリカ製アクアフレッシュのトリコロールを見たときは衝撃でした。そのマーケティング方針はいまも健在のようです。コルゲートはみがきには、ベーキングソーダ入りで爽快感を加えたもの、ゴールドのパッケージのものなど、パワフルな製品が販売されていました。

(2002.1)





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