南太平洋フィジー・ビジレブ島:風と雨の残念なコンディション、たくさんの日本人新婚カップル。


南太平洋のリゾート地として有名なフィジー。その軽やかな響きがなぜか南国の香りを漂わせていてステキなイメージを思い浮かべてしまいます。一度は行ってみたかった島ですが、どうやらそのコーラルリーフにもクリスタルバレルのおまけがついている、という情報を得てさっそく足とボードを運んでみました。

Image : フィジーの位置

Image : ビジレブ島の全体図

成田からの飛行時間は約8.5時間。時差が日本より3時間早いだけなのであまり体調は崩さずにすむようです。ビジレブ島は意外に大きく、東端から西端まで約120kmはあります。よって車で島を一周しようとしたら大変です。空港は西端のナンディ(Nadi)というところにあります。

Nadiはリゾートホテルや免税品点などのお土産屋が集まる島でもにぎやかなところです。空港からは車で約20分くらいの距離です。今回はそこからさらに南へ車で走ること約1時間、シンガトカ方面にいったThe Fijianを拠点としました。

ホテルはあちこりに大小たくさんあり、有名なシェラトン、リージェントなどを除けばいつでも宿泊ができるのではないでしょうか。



1. Club Masa

ツアーコンダクターや街の旅行代理店で得た情報によると、この島でサーフィンができるポイントは3〜4個所あるそうです。そのなかで唯一のビーチブレイクがこのClub Masaポイントです。Club Masaとは観光地としても足を運びたいSigatoka Sand Duneという大砂丘の先にあるドミトリーの名前です。

Club Masaへのルートは、島の周囲をぐるりと回っているQueens Rd.を空港から南へ向かって走り、Sigatokaの街の手前数kmにあるKulukulu Rd.を海側へ入ります。この島にはほとんど標識がないため、地図と車の走行距離メーターだけが頼りです。

私が滞在していた期間中は日の出から吹き荒れる南東の強風が毎日続き、残念ながらこのポイントに入ることはありませんでした。この島はサーフィンよりウィンドサーフィンに適してるのではないでしょうか。

Photo : Club Masaドミトリー:滞在者はウィンドサーファーが多かった。

Photo : 砂丘の上からClub Masaポイントをチェック

車で行く場合は、Club Masaより500mほど手前の管理者の家のパーキングに止めて歩いていかなくてはならず、またClub Masaからも砂の丘を500mほど越えなくてはなりません。ポイントに付くまでが一苦労です。



2. Hide Away

Sigatokaから車でさらに海岸沿いを東へ進みます。このルートは右手に海を見ながら走る眺めのいいところです。途中、スピードを下げるためのバンプ(道路の凸処理)と、道路を渡る牛に気を付けながら20分ほど走ります。すると、中規模のリゾートホテルがちらほらとありますが、その一つにHide Awayという名前のホテルがあります。ポイントはその沖にあります。

車は山側にある駐車場に止めさせてもらい、ホテルのプールの脇を歩いて通ってビーチに出ます。沖には2〜3本の遊泳禁止のボードが立っていますが、その間を通ってパドルアウトした先にリーフブレイクのポイントがあります。

このポイントに行った時も、オンショアが吹き荒れていてダブルの波がグシャグシャに割れていました。しかしなんと、アメフト選手のような体格をしたハワイアンのサーファーが2人、入っていたので、私も気合を入れてポイントに向けてパドルアウトしましたが、ブレイク手前の鳴門海峡のようなカレントでちょっとビビリが入り、残念ながら引き返しました。

おそらく風が落ち着いて2日目ぐらいなら、かなりカレントも落ち着いて、楽しめる波になっていると思うのですが、ちょっとこれではデスクワークの続いた小生の腕にはハードすぎました。



3. Natadora Beach

毎日吹き続く南東の風をよけるため、島の西側のポイントへ向かうことにしました。基本的にこの島には沖合1kmくらいにサンゴ礁がとりまいているため、波はそのサンゴ礁のある沖合で割れてしまっています。そのため、ポイント探しはサンゴ礁の切れているビーチが目標になります。

その狙いで島の南西にあるNatadora Beachへ行ってみることにしました。ここへのルートも道路標識はありません。Queens Rd.からMaro Rd.を海側に入っていきます。一応黄色いヒンズー教の建物が目印になります。このMaro Rd.に入ってからも砂利道を20分ほど走り、ちょっと不安な橋も2度渡ります。

このビーチがおすすめなのが、波よりも、この静かで荒らされていない美しさにあります。いずれこの地もどこかのリゾート開発の波に荒らされるかもしれませんが、いまならこのぜいたくな環境を独り占めできます。

Photo : 静かなNatadora Beach

Photo : Natadora Beachのコンパクトなブレイク

Photo : コーラルリーフの上にきれいに割れるブレイク

沖でダブルぐらいの波が割れているとき、このポイントではようやく腰くらいのブレイクがありました。しかもオフショアなので面はきれいです。潮の引いているときはひざ程の水深で、上げ過ぎると割れなくなるため、潮回りは重要です。

またここはサンゴが荒らされずに育っているところでもあり、むやみに足をついてサンゴを折らないように気を付けましょう。


4. Magic Island

これらビジレブ島の周囲だけでなく、ボートで離れた島のポイントへ行くツアーもあります。NadiとSigatokaの中間点あたりにある港から日に何回かの定期便が出ているそうです。ポイントまでは約30分だそうです。このポイントには行っていません。



5. その他

サーフィンとは関係ありませんが、フィジーは新婚旅行のメッカのようですが、残念なことにこの島にはあまりまともなお土産がありません。カップルの方は、仕方なくマカダミア・ナッツを買い込んでいました。

それから、Nadiの街はにぎやかですが、「激うま」などあやしい日本語の看板の出ているレストランはいまいちのようです。

Nadiの街の中ほどにあるファーストフード、The Cornerにあるココナッツ・アイスクリームはまあまあでした。



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