マジェスティック情報


伊藤 康雄さんからのマジェスティック・レポート

マジェスティックに行っちゃいました。カタンドゥアネス島、フィリピン。

2001年8月22日、日本列島を賑わせていた台風11号の発生地点を知ってますか?
そう、日本の遙か南、南国フィリピンの東の海上です。

8月14日、日本の成田からフィリピンのマニラに着いて、翌15日マニラからカタンドゥアネス島のビラクに着いた時の第一声、「やられた。」そこは、まるで湖の様でした。一応、前日までの状況と満潮と干潮の時間を聞いて、WAXを塗りつつ、隣りのコテージの住人のオージーと世間話をしていたんだけど、そのオージーは、一人で来ていて、3日前に到着したばかりで、まだ、一日も波乗りしてないって笑っていました。というのも、彼は、6週間カタンドゥアネス島、その後シャルガオ島に6週間滞在するって言ってたから、かなり、余裕があるようでした。

マジェスティックの長く静かな夜が明けた翌16日、状況はほとんど変わらず膝位の波がブレイクしてるだけ、至って平和な海でした。午前中は、ハンモックで揺れながら、波のない海をボーッと眺めていたんだけど、昼飯を食ったら、どうしても、ウズウズしてきたんで、ロングボードでGo。浅い海底にびっくりしたけど、どうって事の無い波でした。 一応、僕はサラリーマン。このままだと本当にやばいと思いながら、その晩は早めの床について、残りの滞在日数の事を考えていました。
まだ、日が昇らない17日の早朝5時、周囲のざわめきで目を覚ませた。外に出て、ポイントを見ると腰位の波がブレイクしていたのを発見。早速着替えて、Gettinng out。ところが、ポイントに近づくと実際は頭位のブレイクでした。なんと、ポイントに一番乗り。セットを待って、Take off。その瞬間、台風のパワーとこの島のパワーを感じとれました。まさに、マシンブレイク。完全、完璧のレギュラー。それも、チューブ。一人で堪能する事、一時間。別のオージーが一人、どこから来たのか、また一人とポイントは、あっという間に8人。でも、問題なし。順番に波乗りを楽しんで、11時位には限界の干潮。

満潮を待つこと3時間、午後2時からもう1ラウンド、楽しんで早めの夕飯。そして、睡眠。

蚊と戦いつつ、翌18日早朝5時、目を覚まし、ポイントに目を向けると、頭位のブレイク。相も変わらず、完全、完璧のレギュラー。Gettinng out。一組のオジーのカップルが入っていて、女の子でもガンガンTake off。ポイント情報に描いてあった北側へのカレントも全然気にならず、イージーTake off。またも、丸一日、波乗り三昧。19日の朝の飛行機でマニラに戻る予定だったので、夕方、自称Surf Guideのエレおじさんに迎えに来てもらい、空港のあるビラクの町で一泊。夜中に、エレおじさんと二人で飲み屋を3軒はしごして、ホテルに戻って爆睡。

19日の朝、エレと空港に行って、前の晩に買ったロトの結果を二人で見ながら、寝ぼけ眼のまま、お別れ。

来年の再来を誓って、飛行機でマニラへ。国内線の空港から、ホテルへ。ホテルで少し睡眠をとって、ロビンソンショッピングモールの中にあるYokohama Surfin Cafeでカタンドゥアネス島の情報を店員に教えて、その代わりに日本では、まだ紹介されて無いポイント情報を聞き出し、マニラにあるもう一つのサーフショップへタクシー跳ばして行き、もう一つポイント情報を聞き出して、ホテルへ戻って、またも爆睡。

翌朝、マニラの空港から日本へ帰国してきました。とにかく、フィリピンのカタンドゥアネス島は最高のブレイクでした。ぜひ、挑戦してみてください。但し、僕も遭遇しましたけど、波のない日は、本当に大変だと思いました。僕は、なにも無い事にも喜びを感じられる人間ですが、なにもかもが整いすぎている国、日本のサーファーには、つらいのでは?たとえば、バリ島の様にポイント間の移動は容易ではないし、夜だって、近くに遊ぶ場所があるわけでは無いし(夜は暗すぎて歩けません。多分。)、だいいち、マニラからカタンドゥアネス島のビラク、ビラクからプラランまで行くだけでも大変な労力が必要です。

僕は今回でフィリピンへのサーフトリップは7回目。フィリピンのポイント情報は、サーフィンa go go海外版、ほか、インターネット等で情報を得る事が出来ます。気象情報は、インターネット、雑誌等で得る事が出来ます。本に書かれているポイントはほとんど廻ってみましたが、全体として、ポイントパニックはまずあり得ず、リーフのポイイントは浅く、ビーチは台風の影響か?砂の移動が激しく(僕が個人的には一番好きだったルソン島の名前も無いポイントなんですけど、去年まではパーフェクトだったんですけど、今は、砂が持っていかれてしまって、ブレイクすらしない。)、ポイント迄の移動は公共の交通機関の方がレンタカーより遙かに安く、但し公共の交通機関は、日本の数倍難しく、宿は大抵の場所にはありますが、料金は設備等によってかなりの差があるので注意が必要です。問題の安全度は、色々な情報が飛び交っておりますが、ハングリー精神さえあればまず大丈夫。(僕もお金を全額取られて一度だけ日本大使館にお世話になった事がありますが、泊まっていたホテルでポーターとして働いて、チップで飢えを凌いだ事もあります。)

今後もフィリピンを重点的に攻めて行こうと思っております。これからは、人の噂を頼りとしたポイント探しなのでどうなるかわかりませんが、また、投稿したいと思います。


伊藤 康雄
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