カタンドゥアネス島へのプロセス
1. プラランまでの道
マニラは治安が悪いという評判で、現地マニラ駐在の日本人はかなり怖い体験もしているそうです。行動には十分注意しましょう。
マニラおよびビラクまでのエアーチケットは、旅行代理店に依頼しても問題ありませんが、ビラクから先の移動と宿泊施設については、まず情報を得ることは不可能でしょう。
マニラ空港についたらまず両替をします。1ペソ=約4円です。マニラの街のマネーチェンジャーは悪質なものも多く、両替したお札を親切に客の財布に入れてくれるそうですが、その時に実は半分しか入れなかったりするそうです。
そして、衛生についても注意が必要です。とくに、だれが触ったかわからないフィリピンの紙幣は、バイキンの宝庫です。現地で働く日本人が、札を数えたあとその指で鼻をほじったため、そこからバイキンが入り、顔面切開手術を行う羽目になったそうです。それから缶入りジュースも安心できず、よく知らないメーカーのものは気を付けたほうがいいとのことです。
なお現地の薬局で、「プーリーマグマ」という下痢、腹痛に良く利く薬がありますので、調達しておくといいでしょう。
ビラクまでの国内便は、日本から同日につながる便はありません。よってマニラに1泊することになります。タクシーでホテルに向かいますが、心配な方は、値段は張っても、エアポートタクシーを利用することをお薦めします。(先払い、チップ別)
ビラクからバラス、バラスからプラランまではジプニーの定期便(20ペソ)がありますが、飛行機の到着時間とはうまくミートしません。たいていの旅行客は空港を出たところで乗り物をチャーターするしかないようです。空港の人間にでも頼んでジプニーをチャーターしてもらうか、空港に待機しているトライシクルを利用することになります。なお道路はほとんど未舗装で、おもちゃのサイドカーのようなトライシクルでは、相当の疲労と、腰、頭を打つという覚悟が必要です。
ちなみに現地で言われた価格は、ジプニーチャーターで1,000ペソ、トライシクルで500ペソとのことです。当然、値切るべきです。日本人価格を設定されないよう、みなさん注意しましょう。
Photo : 雨上がりのあとは泥道となり、ジプニーやトライシクルを押す羽目になる可能性あり
2. プラランの宿泊施設ここでの宿泊施設は、すべてローカルスタイルのコテージです。シングルベッド、シャワー・トイレは共同、トイレは洋式ですが便座はなく、自分でバケツの水を汲んで流します。部屋にはおそらく電気はありません。電話もないので、予約は不可能です。
私は今回、海に面した崖の中腹にあって眺めの良い「Puting Baybay Resort」に宿泊しました。1泊250ペソ、3食つきです。食事は出されたものを食べるしかありませんが、フィリピン家庭料理で、天ぷら、ラーメン、ご飯などのメニューもあり、日本人には合うと思います。
このコテージは以前ビーチにありましたが、台風で崩壊したため、現在の位置に一時的に移動しています。来年の5月には、再びビーチに移動し、9部屋ほどのコテージを作る予定だそうです。
またここの女将、主人がいい人たちで、アットホームなサービスが魅力です。あまり忙しくない夜などは、彼らとのよろず話も楽しいと思います。
Photo : Baybay Resortの主人とレストラン
Photo : プラランの村にあるフードショップ、お菓子とパンとたばこあり
帰りは朝6時にプラランから定期便ジプニーが出ているので、それを利用するか、来るときに乗ってきたジプニーやトライシクルの運転手にリザーブするようになります。定期便は格安(20ペソ)ですが、地元の利用客もいるため混雑する可能性もあります。そんなときは屋根にでも乗りましょう。
3. プララン・ローカルここのビーチの南の端には、オーストラリアから移住したサーファーが住んでいます。フィリピンの女性と結婚し、子供を2人と暮らしています。今となっては、毎日波乗りするわけでもなく、夜のギャンプルとBaybay Resortの人たちと一杯やるのが楽しみ、といった暮らしぶりです。ここのポイントが人気になり、混雑するようになったらどう思うか、の問に「関係ないね」とあっさり言われました。もはや、われわれ旅行者がいい波を奪いあうようにガツガツしたサーフィンをしていないのです。ぜひ、見習いたいところです。
また、あるハワイアンもこの場所に別荘をもち、台風シーズンになるとやってくるそうです。それから、 Baybay Resortの息子たちとその友人たちも、たまにサーフィンをしています。
ちなみにここでコテージを一部屋作るのに、約8万円とのことです。おひとつ、いかがでしょう?
4. その他フィリピン旅行についての詳しい書籍はLonely Planet Publications社のTravel Survival Kitがお薦めです。この書籍はメールオーダーでも注文ができるそうです。(PO Box 617, Hawthorn, Victoria 3122, Australia ; tel 03-819-1877)
ここには世界のツーリストが集う所です。私の滞在中、ドイツ人、カナダ人などさまざまな国の人と出会いました。こちらへ旅行する方、文法とか気にせずに、ぜひ簡単な英語だけでもしゃべるように努めてください。楽しく過ごせたり、いろいろな情報が得られるだけでなく、黙っていると、他の国の人からは、変なやつ、としか思われません。また、日本人は団体で行動するケースが多く、みんなでまとまって酒を飲んで日本語で大騒ぎし、日本人以外の宿泊客とコミュニケーションを断絶し、日本の温泉ノリを繰り広げられると、かなり日本人のイメージが悪化します。
初めに述べた通り、このリゾートに近代的な設備を求めることは不可能です。私が到着したとき、1組の若い日本人カップルがいましたが、「不衛生」と「することがない」という理由でそそくさと逃げ出してしまいました。確かに、何もかも便利になった現代、ここへ来るのも大変ですし、設備は乏しいし、予算さえあれば、こんな安くて小さいコテージを選択する理由もありません。プラランへの旅行に際しては、十分に覚悟をし、検討しておいた方がよいと思います。
いや、それが旅の楽しさだ、と同感された方、これからの台風シーズンに足をはこんでみてはいかがでしょう。すばらしい体験ができることをお祈りします。
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