はじめてバリに行く前に。
バリ島といえばクタビーチ、ウルワツ、パダンパダン等、超有名サーフポイントが存在し、サーフィンを続けているひとで知らない人はいないと思いますが、そこはあくまでも海外。行ったことのない人にとっては、当地に着いたところで簡単にポイントには入れないものです。また現地人の観光客目当ての荒稼ぎもはびこり、知らないばかりに不快な思いをしてしまうことにもなりかねませ ん。バリ島に行く前に、このレポートでチェックしてみてはいかがでしょう。
1. クタ、レギャンクタ、レギャン両ビーチは、日本からの旅行滞在先で最もメジャーな地区です。高級〜格安ホテル、ショッピングセンター、数kmに渡る広々としたビーチなど、総合的にみてバリのどの地区よりも楽しみが多いのがメリットでしょう。
波のほうは、遠浅のビーチブレイクではあるものの、サイズがあがりにくい反面大きくなるとクローズアウトしやすいという、意外に「使えない」場所でもあります。
2. チャングークタ、レギャン各ビーチから海岸線沿いに北西へ6〜7km離れたところにあり、道路標識もあるので道はわかりやすいと思います。付近には3個所ほどポイントがあります。
北よりの場所と南よりの場所ではビーチ沿いに歩いて1km弱位です。ただし車で行く場合はビーチ沿いの道がないため、ポイントから1kmほど手前チャングーの交差点を直進するか、左に曲がるかで行き先を選んでください。北寄りのポイントはレギュラー、グーフィーともOK。ただし一番混雑しています。そのすぐ南のポイントはサイズの大きいグーフィーが割れます。南寄りのポイントは厚めでサイズも落ちますが、空いていて、セットのグーフィーでは他のポイントよりロングライディング可能です。
風は、朝は無風でも日中南〜南西よりに変わる場合が多く、午後にはオンショアで面が荒れることになります。
なお、クタ、レギャンビーチも同様ですが、このビーチにも生活排水がダイレクトに流れ込んでおり、海水がちょっと臭うのが気になります。
Photo : チャングー中ほどのグーフィーブレイク。ホローなブレイクを見せる。
3. ヌサ・ドゥアヌサ・ドゥア地区のポイントで一番サイズのあるのが地図のPoint Aです。
ヌサ・ドゥア中心部からゴルフ場を過ぎ、橋を渡って100mほど過ぎて、左に入る小道を進みます。小道に入って30mほど進みさらにY字路を左に折れ、突き当たるとビーチにでます。そこに簡単なビーチ・カフェとジュクン乗り場があります。ポイントまでは200mほどあり、ジュクンに乗って行くのが楽でしょう。(片道p.5,000、往復Rp.10,000)
Photo : 沖に向かうジュクン。はるか沖にブレイクしているスープが見える。( Point A )
ブレイクは3ft以上で真価を発揮するきれいなレギュラーブレイク。大きくなるとチューブも巻いてきます。なおインサイドにもって行かれると浅く、ウニやリーフでけがをしますので、心配な方はブーツやウエットスーツを着用しましょう。またビーチではオフショアでも、沖合は岬から回り込んだ風でクロスオンショアになっている可能性もあります。双眼鏡でチェックしましょう。
ところで、風向きの関係で、11〜2月は島の東側、ヌサ・ドゥアやサヌール方面がよい、という情報もありますが、決して限定はできません。あくまでもその時の天候や潮汐によって変わります。潮汐についてはサーフショップやクタのバー、Tube等で情報収集できます。
余談ですが私がこのポイントに入ったとき、波待ちポイント周辺にサメが数十匹おり、三角形のヒレを水面で元気にばたつかせておりました。
Point Aでは波が大きすぎる、という方に、ショッピングセンター先のパブリックビーチ沖合やクラブメッドの沖合でもブレイクしているポイントがあります。 (地図上のPoint B and C)
4. ウルワツかつて秘境の地、というイメージだったであろうウルワツ地区も、今ではすっ かり観光地化し、手軽に行けるポイントとなりました。しかしポイント直前まで車で乗り付けられるというわけではありません。
ウルワツ寺院のパーキングに駐車(Rp.500)し、そこからポイントまで約2km。 歩いても行けますが、バイクの後ろに掴まって行くと楽です(往復Rp.10,000程度)。すでにウルワツポイント近くまでの車道が整備されているのですが、96年1月現在ではまだ進入禁止でした。車道の終点からさらに歩いて階段、はしごを下りて約5分、小さな砂浜にでて、そこからパドリングで岩のアーチをくぐって沖にでます。(この感覚がいかにもバリに来た、という感じです)
ブレイクはご存じのようにグーフィーのきれいなリーフブレイク。波が大きければパワーのあるチューブになります。
パーキングから波をチェックできないのが残念ですが、ウルワツ寺院に入ってすぐの崖縁で別のポイントブレイクをチェックすることができます。
5. パダンパダン、ビンジンウルワツ方面で、写真の看板を右に入り突き当たりがパダン・パダンポイントです。パーキング(Rp.500)先の橋の上から右のブレイクをチェックすることができます。
ブレイクはパワーのあるグーフィーブレイク。巻かれるとインサイドのオンザロックに見舞われます。自身のない方は右のブレイクか、手前のビンジンポイントに入りましょう。
うねりの向きにもよりますが、ウルワツよりサイズは落ちるようです。
6. ニャンニャン
ウルワツパーキングより5分ほど手前海側にあるレストラン入り口を入り、そこのパーキングからさらに崖をおりること15分、そこがニャンニャンです。まずなによりも、ここはレストランからの眺めが絶景です。
ブレイクは沖に向かって右側レギュラーが一番のようです。しかしカレントがあり、波打ち際からウニのついたシャローリーフ、南側に面しているため風の影響を受けやすいなどの悪条件のため、あまり人は入っていません。もちろん、崖の上から簡単にチェックできますので、ハイタイドで風の弱いときなど、のぞいてみてはいかがでしょうか。パーフェクトブレイクを独り占めできるかもしれません...。
Photo : レストラン「Puri Bali」入り口と標識。わかりにくいので注意。
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